オフィス・アキ

ADHD & ASDを持つ、発達障害グレーゾーンの33歳です。ペンと紙を使ったアナログなイラストを、販売しております。

【ものがたり】302号室のイギリス君が、アパレルを学んで人生を変えたお話

f:id:aki20180217:20191026235716j:plainPhoto by tomo

 

昔々あるアパートに、5人の若者が暮らしていました。

 

102号室にイタリア君。

201号室にスペイン君 (ポルトガル君が居候)。

202号室にフランス君。

203号室にドイツ君。

302号室にイギリス君。

 

彼らは住人同士で交流を深めるべく、定期的に食べ物を持ち寄り、建物の敷地内にある中庭でバーベキューをしました。

 

イタリア君はオレンジ等の果物を。

フランス君はワインを。

ドイツ君はソーセージとパンを。

海外に頻繁に旅をしていたスペイン君 (と居候のポルトガル君)は、当時としては貴重な新大陸産のじゃがいもやトウモロコシ、アジア産の香辛料を持ち込んでは、皆からの羨望のまなざしを浴びていました。

 

このような中で、みじめな思いをしていたのがイギリス君。

小さな島国でとても貧しかったイギリス君は、食材を購入するお金も限られており、皆の宴に手ぶらで参加することが常でした。

 

近所の悪友とつるんで、裕福なスペイン君の持ち物をちょろまかすことも多かったイギリス君ですが、当時通っていたアパレルの専門学校で洋裁のスキルを習得

在学中にも関わらず、羊毛を使ったセーターの販売を始めました。

 

親からの潤沢な仕送りを元手に、夜通しコンパに明け暮れるスペイン君と、授業で習ったスキルを活かして、自力でお金を稼ぐまでに至ったイギリス君

学校を卒業する頃には、両者の立場はすっかり逆転することとなりました。

 

 

 

 

 

(以下、補足)

こんばんは。

イラスト屋のアキです(@aki20180616)。

 

16世紀における西ヨーロッパの覇権国家の移り変わりを、500文字程度のものがたりにしてみました。

 

ヨーロッパの歴史を学ぶ際にネックとなるのが、国同士の位置関係。

相方tomo (@xx_moco_xx_2)もそうだったのですが、世界史の知識が全く無い人にとっては、狭いエリアに沢山の国が集まっているため、どの国がどの辺りにあるのか抑えることが、意外と大変なことのようです。

f:id:aki20180217:20191017193952j:plain

出典:100年予測: 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図 - ジョージ・フリードマン - Google ブックス

 

そのような彼女に国同士の位置関係をザックリつかんでもらおうと、領土の大きなイギリス・スペイン・フランス・ドイツ・イタリアの5か国を取り上げ、フランスを中心とする十字型にして説明したところ、すんなり納得。

2人であれこれ話している内に、アパートやバーベキューといったインスピレーションが浮かんで、上記のものがたり(?)は誕生しました。

 

大航海時代の頃のドイツの国名は神聖ローマ帝国であるだとか、スペイン・ポルトガルの次はオランダの時代だとか、細かな部分は全て切り捨て。

16世紀の時代の流れをざっくりとつかむのに、役立てて頂ければ幸いです。

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