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【覇権の歴史】史上最大の世界帝国・イギリスで、打線を組んでみた【産業革命】

こんにちは。

イラスト屋のアキです(@aki_20190126)。

 

史上最大の世界帝国・イギリスの、配下となった国々で打線を組んでみました。

近代世界史への理解を深めたいという方は、ぜひぜひ目を通してみて下さい。

 

▼目次

 

① 貿易の主役は、香辛料から綿織物へ

大航海時代以降、西欧の繁栄の源となった香辛料貿易。

ポルトガルが確立した東南アジアの取引拠点は、17世紀以降、オランダへと受け継がれました。

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ところが、保冷技術の向上と共に17世紀から18世紀にかけて香辛料の価格が暴落。

変わって需要が高まったのが、キャラコと言われるインド産の綿織物でした。

 

当初はインド産の輸入に頼っていたイギリスは、このような状況において、綿織物業の自前化に挑戦。

18世紀中後半に実現した産業革命を通し、輸出大国としての地位を確立します。

 

アジア産品の貿易に頼るのではなく、自国製品の輸出を通して覇権の座を獲得した、世界の工場・イギリス。

18〜19世紀を通し、史上最大の植民地帝国を構成した国々で打線を組んでみました。

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出典:イギリス帝国 - Wikipedia

 

② イギリス帝国・スターティングラインナップ

① 一番 (中) エジプト王国 (エジプト)

トップバッターはエジプト王国。

その真骨頂は何と言っても、地中海と紅海(スエズ湾)を結ぶスエズ運河です。

1869年の運河開通以降、ヨーロッパ〜インド間の最短のアクセスルートとして、大英帝国のアジア侵略において大きな役割を担当。

主軸を担うインドへのチャンスメイカーという点で、今回の打線の切り込み隊長に任命。

 

② 二番 (遊) ケープ植民地 (南アフリカ)

二番バッターはケープ植民地。

1795年のオランダからの強奪以降、エジプトと同様にアジア方面への重要拠点として機能。

19世紀中盤におけるアフリカ大陸縦断政策においては、スエズ運河を擁するエジプト王国と共に、南北の拠点を担いました。

今回の打線では一二番コンビとして、中軸打者へのチャンスメイクを担当。

 

③ 三番 (捕) 英領インド帝国 (インド他)

三番バッターはインド帝国。

綿織物・キャラコの流入を通して、イギリスに覇権をもたらすこととなる産業革命に導きました。

覇権国としての地位を確立された十九世紀以降は、綿布の素となる綿花の供給源、及び完成品の市場としての役割により本国に貢献。

大英帝国を史上最強の植民地帝国たらしめた、唯一無二の最強のチャンスメイカーです。

 

④ 四番 (一) カナダ連邦 (カナダ)

長打力の求められる四番には、大英帝国一の領域を誇るカナダをピックアップ。

スペイン継承戦争やフレンチ=インディアン戦争を経て、イギリスの植民地となりました

原住民との毛皮の交易を通して、本国の収益に多大な貢献を果たした今回の打線のポイントゲッター。

攻撃だけでなく守備面でも、新大陸におけるアメリカへの牽制役として活躍。

 

⑤ 五番 (右) オーストラリア

五番バッターはオーストリア。

18世紀末頃より、独立を果たしたアメリカに変わって流刑地としての役割を担いました。

1828年植民地化以降は、良質な羊毛の供給や19世紀後半のゴールド・ラッシュを通して、得点源の一角としての役割を担当。

今回の打線においても中軸を担うバッターの一人として、勝負強いバッティングを期待。

 

⑥ 六番 (左) ニュージーランド

六番はオーストラリアとの繋がりを重視して、お隣ニュージーランドをセレクト。

18世紀後半以降、マストやロープの材料として用いられたニュージーランド麻が人気を博しました。

南島の各地においては、クジラやアザラシ、オットセイ等の海産物の取引拠点としても繁栄。

クリーンナップに準ずるスラッガーとして、意外性のある一発が魅力なプルヒッターをイメージ。

 

⑦ 七番 (三) 香港 (中国)

七番バッターは香港。

アヘン戦争後に中国との間で結ばれた南京条約によって、イギリスに永久割譲となったのがこちら。

アロー戦争後の九龍半島割譲や、1898年の深圳河以南における新界地域の租借等を通して、広東貿易の拠点としての役割を確立しました。

20世紀初頭に本格化する中国分割の起点であり、伸びシロのある若手内野手をイメージ。

 

⑧ 八番 (二) 英領西インド諸島 (ジャマイカ他)

八番バッターは、ジャマイカを始めとするカリブの群島・西インド諸島。

イギリスが後発国であった17世紀頃より、帝国植民地を構成していたチーム一の大ベテランです。

英領西インド諸島と言えば、18世紀以降の紅茶の普及に伴い需要の高まった砂糖の原産地。

今回の打線では茶葉の輸入元・香港とのコンビで、切れ目の無い下位打線を形成。

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⑨ 九番 (投) イギリス

九番バッターは、史上最大とも言われる世界帝国のリーダー・イギリス。

産業革命に基づく、高品質で低単価の綿織物の供給を通して、世界覇権を掴んだ近現代の世界王者です。

その最大領有面積は、地球上の22%にあたる3,370㎢。

今回のラインナップにおいては先発ピッチャーとして、並み居る植民地をバックに、他を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスを渇望。

 

③ 最大のストロングポイントは絶対的なエース

 

一番 (中) エジプト王国 (エジプト)

二番 (遊) ケープ植民地 (南アフリカ共和国)

三番 (捕) 英領インド帝国 (インド他)

四番 (一) カナダ連邦 (カナダ)

五番 (右) オーストラリア

六番 (左) ニュージーランド

七番 (三) 香港 (中国)

八番 (二) 英領西インド諸島 (ジャマイカ他)

九番 (投) イギリス

 

エジプト(カイロ)、ケープタウン、インド(カリカット)の3Cを基軸に、ネームバリューのある大国が軒並みラインナップ。

「パクス・ブリタニカ」と呼ばれた、19世紀後半の大英帝国をイメージし、打線を組みました。

 

2世紀以上もの間、イギリスが世界の覇権国の地位を築いてこれたのは、新大陸やアジアからの品々を強奪するというそれまでのスタイルから、綿織物業を始めとする輸出産業に舵を切ったから。

そういう意味で今回の打線は、攻撃陣の迫力もさることながら、絶対的なエースの存在こそが、最大のストロングポイントだと言えるでしょう。

 

いかがでしょうか?

 

本日は18世紀〜19世紀の覇者・イギリス帝国の植民地で打線を組みました。

世界史を学んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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