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【覇権の歴史】西ヨーロッパの国々で、打線を組んでみた【西欧諸国】

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Photo by tomo

おはようございます。

イラスト屋のアキです(@aki20180616)。

 

西ヨーロッパの国々で打線を組みました。

世界史の流れとリンクさせていますので、大学受験生の皆さまや、社会人で歴史を学び直そうと考えている方はぜひぜひ読んでみて下さい。

 

▼目次

 

① 打順は大航海時代以降の流れとリンク

「ヨーロッパ × 打線」というテーマについては、一部で "出涸らし" と揶揄されるなど、ネット上において既にやり尽くされた感はあります。

そこで今回は対象を、大西洋ヨーロッパと言われる西欧諸国西に絞った上で、大航海時代以降の覇権の歴史という新たな判断基準を以って、ラインナップを決めることにしました。

 

西欧の覇権については、前回の記事でも取り上げました。

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・スペインによる新大陸の発見により、砂糖等の調達を目的とした三国間貿易が始まる

・ポルトガルによるアフリカ周り航路開拓により、香辛料貿易の直接的な取引が確立

 

大西洋沿岸部という地理的な条件を活かし、それまでの「遅れた地域」という立ち位置から、世界の頂点へと上り詰めた西欧諸国。

そのような西ヨーロッパの国々において、大航海時代以降の世界史的な流れを踏まえながら、打線を組んでみたいと思います。

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出典:100年予測: 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図 - ジョージ・フリードマン - Google ブックス

 

② 西ヨーロッパの国々で打線を組んでみた

① 1番 (中) スペイン

トップバッターはスペイン。

1492年のコロンブスの派遣以降、 カリブ海や南北アメリカ大陸における広大な土地を領有

新大陸から収奪した膨大な銀は、近世西ヨーロッパの商工業発展の源泉となりました。

西欧に覇権をもたらすこととなる大西洋航路の開拓者であり、リーディングヒッターとして今回の打線を牽引。

 

② 2番 (二) ポルトガル

二番バッターはポルトガル。

トリデリシャス条約により、スペインと共に世界を二分した16世紀の覇権国家です。

エンリケ航海王子に端を発する、アフリカ周りのアジア航路開拓に擁した年月は80年強。

香辛料を始めとする、アジアとの直接的な貿易を実現した堅実なチャンスメイカーとして、クリーンナップへのつなぎ役に任命。

 

③ 3番 (遊) オランダ

三番は17世紀の覇権国・オランダ。

1581年のスペインからの独立を機に、ポルトガルの構築したアジア貿易を継承しました。

植民地からの収奪や、貿易での利ざやに依存した上記2か国に対し、オランダの強みは毛織物業等の自国産業を確立した点。

後ろに繋ぐだけではなく、自ら決めることもできるポイントゲッターとして、クリーンナップの一人に選定。

 

④ 4番 (一) イギリス

四番バッターは18世紀~20世紀初頭にかけて、史上最大の世界帝国を築いたイギリス

最大領有面積は歴史上のどの国より広い3370万km2。

産業革命を機に手にした安価で高品質な綿織物は、瞬く間に世界中の市場を圧巻。

ヨーロッパからアジアという従来の貨幣の流れを一変させた、ワールドクラスのポイントゲッターであり、打線の中軸として勝負強いバッティングを期待しましょう。

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⑤ 5番 (右) フランス

五番バッターはフランス。

アフリカ北西岸等に広大な植民地を領有するなど、近世の世界覇権においてはイギリスに次ぐ存在。

軍事力や経済力に秀でたイギリスと比べてフランスは、美術や学問等の文化的側面でも世界をリード。

そのような点をふまえて今回の打線では、柔らかいバッティングで芸術的な流し打ちを見せる、チーム随一の巧打者をイメージしました。

 

⑥ 6番 (捕) ベルギー

六番はベルギー。

19世紀におけるアフリカ大陸植民地化や近世産業革命を、イギリス・フランスに準ずる形で実現した点から、上位と下位のつなぎ役に配置しました。

ベルギーと言えばその立地的利便性から、EUやNATOの本部も置かれる"ヨーロッパの心臓"。

というわけで、扇の要を担うキャッチャーとしてグランド内の司令塔役に任命。

 

⑦ 7番 (三) スイス

七番はスイス。

GDPにおいては、オランダ・イギリス・フランスといったクリーンナップ3ヶ国に次ぐ存在であり、下位打線の軸として打線に厚みをもたらす働きを期待。

2019年度の世界幸福度ランキングにおいて、六位にランクインした永久中立国であり、相対的な影響力の低下した西欧諸国にの模範として、今回のチームではキャプテンにも抜擢しました。

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⑧ 8番 (左) アイルランド

八番はアイルランド。

1938年にイギリスより独立し、1990年代のIT産業の普及をキッカケに毎年5〜10%前後の経済成長率を達成。

ベテラン揃いの西欧諸国において、今後の成長が最も期待される若手のホープ的な存在です。

ギネスビール発祥の地とあって、チーム内の飲み会を盛り上げる宴会部長的な立ち位置。

 

⑨ 9番 (投) ルクセンブルク

ラストバッターは "小さな大国" ルクセンブルク。

人口60万人前後の小国ながらも、格差を最小限とする政策を基に、1人当たりのGDPにおいては1992年以降、世界No.1を維持しています。

長打力には著しく欠ける一方で、高い得点圏打率を誇るバッターであり、上位打線への繋ぎ役としてビッグイニングを演出。

 

③ 上位打線5ヶ国は16世紀以降の"覇権国"

中世以降の歴史において、地球上で最も力を持った国として挙げられるのが下記の5か国。

 

16世紀 ⇨スペイン & ポルトガル

17世紀 ⇨オランダ

18世紀〜19世紀 ⇨イギリス & フランス 

 

今回の打線では歴史の流れがつかめる様、軸となる1番~5番に上記5か国を順番にラインナップ。

19世紀における英仏に準ずる先進国として、6番にベルギーをセレクトし、下位打線には今後の成長が見込まれる中小国を並べることで、ドイツやイタリア・ロシア等に頼らず、西欧の国々のみで打線を完成させました。

 

1番 (中) スペイン

2番 (二) ポルトガル

3番 (遊) オランダ

4番 (一) イギリス

5番 (右) フランス

6番 (捕) ベルギー

7番 (二) スイス

8番 (左) アイルランド

9番 (投) ルクセンブルク

 

いかがでしたか?

 

上記の打線さえ暗記すれば、大航海時代からの世界の流れがしっかり理解できるはず。

世界史を深く勉強したいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。