【覇権の歴史】ポルトガル海上帝国の貿易拠点で、打線を組んでみた【大航海時代】

② 擬人化他

おはようございます。

イラスト屋のアキです(@aki_20190126)。

大航海時代の主役・ポルトガル海上帝国の、植民地や貿易拠点で打線を組んでみました。

大学受験生の皆さまや、世界史を学んでみたい社会人の方はぜひ読んでみて下さい。

▼目次

① 香辛料貿易で莫大な利益を享受

16世紀以降の覇権国として取り上げられているのが、下記の5か国です。

f:id:aki20180217:20190309145016j:plain

スペインと共に、「遅れた地域」・西欧の覇権への足がかりを作ったのがポルトガル。

コロンブスの派遣によりアメリカ大陸を発見したスペインに対して、ポルトガルはアフリカ周りの航路開拓を推し進めてきました。

▼こちらの記事もおススメです

www.aki20180217.com

結果的には、アジアとの直接的な香辛料貿易を実現。

莫大な利益を得ることで、世界各地に植民地を持つ海上帝国としての地位を確立しました。

その様なポルトガルの、16世紀当時の植民地や貿易拠点で打線を組んでみました。

f:id:aki20180217:20190222211606j:plain

出典:Imperio portugués – Wikipedia, a enciclopedia libre

② ポルトガル海上帝国・スターティングオーダー

① 一番 (中) ルアンダ (アンゴラ)

リーディングヒッターはルアンダ。

16世紀の覇権国家・ポルトガル海上帝国帝国において、アフリカ西海岸の拠点を担いました。

アジア航路における寄港地としての役割を果たすと同時に、ブラジルでの砂糖プランテーションにて労働力となった、黒人奴隷の輸出港として機能。

1490年と海上帝国結成初期の入植地であることから、今回の打線における切り込み隊長に。

② 二番 (三) モザンビーク島 (モザンビーク)

二番バッターはモザンビーク島。

アフリカ東部の拠点となったルアンダに対し、アフリカ西部の拠点を担いました (19世紀には両拠点を結ぶ「バラ色地図計画」が発表されたことも)。

ポルトガルに黄金期をもたらした香辛料貿易においては、アジアとの中継点としての役割を担当。

主軸を担うアジア諸国へのつなぎ役として、今回の打順にラインナップ。

③ 三番 (遊) ゴア (インド)

三番は小中の歴史の教科書でもお馴染みのゴア。

「スパイスの王様」胡椒の原産地・インドにおいて、最重要拠点としての役割を果たした、ポルトガル黄金時代の象徴的存在です。

1510年の占領以降、インドに返還される1961年に至るまで、アジア交易の最重要拠点として機能。

ポルトガルに覇権をもたらす香辛料貿易の要であり、今回の打線ではクリーンナップの一角に抜擢。

④ 四番 (一) ブラジル

四番にはポルトガル海上帝国における、新大陸唯一の植民地・ブラジルをピックアップ。

アジアの貿易拠点が香辛料の調達という形で本国に貢献する中、より希少価値の高かった砂糖のプランテーション経営を通して存在価値を発揮。

黄金期衰退以降も金やダイヤモンドの産出や、コーヒー栽培のより、ポルトガルに大きな利益をもたらした、チーム随一のポイントゲッターです。

⑤ 五番 (右) マラッカ (マレーシア)

五番バッターはマラッカ。

交易の重要拠点であるマレー半島西部に位置しており、1511年の占領以降、東南アジアの香辛料や絹織物を始めとする中国産品獲得に寄与。

ゴアやマカオと共に、アジア交易の重要拠点として、海上帝国の繁栄を支えました。

今回の打順においても、主軸打者の一角として勝負強いバッティングに期待。

⑥ 六番 (左) モルッカ諸島 (インドネシア)

六番バッターはモルッカ諸島。

グローブやナツメグと呼ばれる希少価値の高い香辛料を、世界で唯一産出地していたインドネシア北東部の島々であり、愛称はスパイスアイランド。

スペインとの長きに渡る争奪戦を制し、1529年のサラゴサ条約にて獲得をしました。

その得点能力に期待して、”ダメ押し” の働きが求められる六番にラインナップ。

⑦ 七番 (捕) マカオ (中国)

七番は1513年に居留権を得たマカオ。

香辛料獲得の拠点となったゴアやマラッカに対し、マカオの方は絹織物を始めとする中国産品や日本銀の獲得等、東アジアにおける交易拠点として機能。

戦国時代末期における、日明間での南蛮貿易において、中継地としての役割をも担いました。

今回の打線では下位打線の軸として、種子島と共に切れ目のない打線を形成。

⑧ 八番 (二) 種子島 (日本)

八番は鉄砲伝来でお馴染みの、鹿児島県種子島。

この地の漂着を機に、当時戦国時代にあった日本との南蛮貿易が実現しました。

日葡交易において、ポルトガル人が獲得したのが、香辛料取引の資本となる大量の日本銀。

海上帝国の礎を担ういぶし銀の存在であり、上位打線へのつなぎ役として、堅実なバッティングを期待。

⑨ 九番 (投) ポルトガル

ラストバッターはポルトガル本国。

類い稀なる海運力をベースにアジアへの航路を切り開き、胡椒を始めとする香辛料の直接的な取引を実現した、16世紀の覇権国家です。

ヨーロッパ〜日本間のアクセスを開拓するのに、ポルトガルが要した年月はおおよそ150年。

勝負の行方を左右する先発ピッチャーとして、粘り強さを活かしたピッチングに期待です。

③ 役割分担の明確な、バランスの良い打線

一番 (中) ルアンダ (アンゴラ)

二番 (三) モザンビーク島 (モザンビーク)

三番 (遊) ゴア (インド)

四番 (一) ブラジル

五番 (右) マラッカ (マレーシア)

六番 (左) モルッカ諸島 (インドネシア)

七番 (捕) マカオ (中国)

八番 (二) 種子島 (日本)

九番 (投) ポルトガル

海上帝国の礎となったアフリカの2大拠点がチャンスメイカーとなり、ゴアやマラッカ等のアジアの国々や、”助っ人” としてのブラジルがポイントゲッターとしての役割を担う。

西欧に莫大な富をもたらした、”香辛料打線” の完成です。

海域支配に基づく国際貿易の掌握を目指していたとあって、同じ時代に覇権を争ったスペイン比べるとべると、広大なエリアを持つ植民地は限定的。

それでも主要なエリアに貿易拠点が散らばっており、個々の役割が明確なバランスの良い打線とも言えるでしょう。

いかがでしょうか?

本日は大航海時代の主役・ポルトガル海上帝国の植民地で打線を組みました。

世界史を学んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

▼こちらの記事もおススメです

www.aki20180217.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました