オフィス・アキ

飲み会出席率4.5%の "不良社員" が、組織に縛られずに自由に働く為のちょっとしたコツをお届けします。

「自分にしか出来ない役割が欲しい!」そう感じたら、誉田哲也著「幸せの条件」を読んで欲しい

20代の頃の僕は、自分にしか出来ない役割をただただ追い求めていました。

残業しないリーマン、アキです(@RrsNZnXNK2TUGhj)。

 

自分の役割を見失っている方へ、絶対読んで欲しい一冊の小説があります。

昨年の秋に手に取り、とても参考になったのでご紹介致します。

 

▼目次

 

① 誉田哲也著「幸せの条件」

本日ご紹介する本は「幸せの条件」 。

誉田哲也さんの描く農業小説です。

幸せの条件 (中公文庫)

幸せの条件 (中公文庫)

恋も仕事も中途半端、片山製作所勤務の「役立たずOL」梢恵に、ある日まさかの社命が下された―単身長野に赴き、新燃料・バイオエタノール用のコメを作れる農家を探してこい。行く先々で断られ、なりゆきで農業見習いを始めた24歳に勝算はあるか!?働くこと、生きることの意味を問う、『ジウ』シリーズ著者による新境地。

(中公文庫 ブックカバーより引用)

 

東京都内で働く冴えない20代のOLが、農家体験を通して自分の人生を見つめ直していくストーリー。

物語を通じ、「自分の役割」「自分の居場所」という問題に対し、1つの考え方を提起してくれます。

  

②「お前の代わりなんてな、いくらだっているんだよ」

前半部にて、この物語における1つのターニングポイントが訪れます。

場面は梢恵が住み込みで農業をすることになり、自社の片山社長に相談する場面。

 

(梢恵)「……社長。本当に私、長野に行っちゃってもいいんですか」

農業をやりたくない梢恵は、社長が引き止めてくれることを期待します。

ところが、

(片山)「何言ってんだ。それが今のお前に与えられた仕事だろう。いかなくてどうする。」

あえなく失敗。

 

2人のやりとりは、しばらく続きます。

(梢恵)「私はこれでも片山製作所の社員です。だったら、片山製作所の利益になる仕事をするのが筋じゃないですか、っていってるんです」

(片山)「充分利益になるだろう。お前が契約を取ってきさえすれば。」

(梢恵) 「契約を取れるという保証はありません。タダ働きさせられて終わりって可能性だってあります」

(片山)「そこを上手くやるのが、お前の仕事だろう」

(梢恵) 「私の仕事はそんなことじゃありません。わたしの仕事はここで……」

 

なおもゴネる梢恵に対し、とうとう片山社長の怒りが爆発。

(片山)「フざけんなッ」

(片山)「おい、誤魔化すなよ梢恵。お前が長野に行きたくない本当の理由は、会社の利益にならないとか、そんなことじゃねぇだろう。お前はただ、農業をやるのが嫌なだけじゃねぇか。この会社で、楽な伝票整理と在庫管理で、適当に給料をもらっていたいだけじゃねぇか」

梢恵が住み込み出張を拒む理由を、片山社長は見抜いていました。

 

そしてとうとう、社長の口から決定的な一言が発せられます。

(片山) 「この際だから、はっきりいってやる。お前の代わりなんてな、いくらだっているんだよ」

 

③ こんな人にオススメしたい!

いやぁ、厳しいですね。

自分が言われたら、数日間は凹むでしょう(笑)

 

お前なんていらない。

 

周りの人にそう思われた時、ボクらはどうすべきなのか?

「幸せの理由」には、その答えが描かれています。

 

自分は周りに必要とされてないんじゃないか

そんな風に悩んでいる方は、ぜひとも手にとってみて下さい。

 

ボク自身、何か特別な才能があるわけではなく、自分の存在価値に思い悩むこともしばしば。

その様な中でこの物語を手に取り、今後の人生でやるべきことがより明確になりました。

 

本日は、誉田哲也さんの農業小説「幸せの条件」をご紹介しました。

気になった方は、ぜひ手に取ってみて下さい。