リーマンハック

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”ぼっち”な学生にオススメしたいエッセイ 「僕が踏まれた町と、僕に踏まれた町」

「大学生活で友達が全く出来ない」

「苦労して入学したのに、やりたいことも見つからず、毎日絶望的な気持ちだ」

本日は、そんな方に向けて記事を発信致します。

 

こんにちは。

ちょうど8年前に、大学を卒業したアキです。

 

皆さんは、大学生活を楽しめていますか?

充実した学生生活を送る学生がいる一方、思い描いたキャンパスライフとの落差にガッカリしている方もいるのではないでしょうか。

 

学生の間で頻繁に挙げられる悩みごとが、学内の人間関係。

気の合う仲間が見つからず、孤独感を感じているという方が多いようです。

 

そこで本日は、その様に学生生活に行き詰まっている方に向けて、一冊のエッセイをご紹介致します。

 

タイトルは、「僕が踏まれた町と、僕に踏まれた町」

小説家や放送作家として活躍された、中島らもさんのエッセイです。

 

かく言うボクも、大学ではなかなか居場所を作ることが出来ず、日々自己嫌悪を感じながら過ごしていました。

そんな中、らもさんのエッセイを読んで、心がほっこり温まったのを覚えています。

 

当時のボクの様に、今現在苦しんでいる方の参考になれば嬉しいです。 

 

▼目次

 

中島らもとは

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引用:増補新版 中島らも (文藝別冊/KAWADE夢ムック) - Amazon.co.jp

 

80年代から2000年代初頭にかけ、小説家や広告プランナー、放送作家として活躍。

 1992年に小説「今夜全てのバーで」で第13回吉川英治文学新人賞、94年にガダラの豚で第47回日本推理作家協会賞受賞。

 

中島らもの 明るい悩み相談①〜③」等、著者多数。

小説家としては、ギャグ、ホラー、恋愛小説、落語等、幅広いジャンルを手がけています。

 

そんならもさんの自伝的エッセイが、「僕が踏まれた町と、僕に踏まれた町」。

進学校で落ちこぼれていた青春時代のエピソードが、緩くて優しい語り口で書かれています。

 

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)

 

 

「僕が踏まれた町と、僕に踏まれた町」で心に残った言葉 5選

① 腐った膿のかたまり

そのころの僕は、自分が腐って膿のかたまりを自覚していた。

もちろん世界は自分よりもっと腐っていて、いっそもろともに爆発し、消滅してしまうことを望んでいた。

(崩れた壁(下))

10代〜20代前半に特有の自己嫌悪感を、強烈な言葉を使って表現。

ボク自身の悩みを共有してもらえた様で、とても嬉しかった。

 

② カッチカチにあがってしまった

もともとが人見知りのきつい性格なのだが、それが男子校にいったもので、女の人というと、母親と学校食堂のおばさんくらいしか知らない。

そこへ急に一五、六歳のまぶしい女の子が目の前にくるのだから、緊張しているとかそういう次元ではない。

全身ほぼ硬直状態になってカッチカチにあがってしまっているのである。

(石部金吉くんの恋 1)

同性とすら上手くコミュニケーションが出来なかったわけで、異性相手なら尚更。

理想と現実のギャップに苦しみました (笑)

 

③ ミニサイズの「政治」

僕は若いころから大変ずぼらな性格だったから、音楽はやりたいのだが、バンドを組んで練習するのが面倒臭い。

四人なら四人のメンバーの中に生まれるミニサイズの「政治」に巻き込まれて気苦労するのもまっぴらごめんだ。

(浪々の身 5)

3人以上人が集まった時の、アウェー感ってハンパないんですよね。

ただただ共感。

 

④ この先、どうなるんやろ

「俺はこんなところで、いったい何をしているんやろう。

二十歳にもなって選挙権もある人間がトンビにむかってテレパシー送って。

俺はなんでこんなとこにいてこんなことしてるんやろ」

ほんとうならこの後に、「この先、どうなるんやろう」という疑問がもう一つ付くはずなのだが、それはあまりにも怖くて、心の中でさえ禁句になっているのだった。

(モラトリアムの闇 1)

先程と同様、若者特有の感情をリアルに再現。

ギャグ要素も盛り込まれており、けっこう笑えます。

 

⑤「生きていて良かった」と思う夜がある

ただ、こうして生きてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。

一度でもそういうことがあれば、その思いだけあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。

(浪々の身 3)

ボクの人生を支えてくれた名言中の名言。

このフレーズだけでも、本を買う価値があると思う。

 

らもさんの名言が、暗い学生生活の拠り所になった

個人的に一番好きなのは、5つ目にご紹介した文章です。

ただ、こうして生きてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。
一度でもそういうことがあれば、その思いだけあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。

 

この言葉は、当時先の見えない学生生活を送っていたボクの心の拠り所となりました。

 

クラスに馴染めない。

サークルにも所属していない。

恋人もいない。

そして、夢もない。

 

「そんな僕でも、この先生きていれば、何か良いことがあるのかもしれない」

 

そう思うと、辛い現実と向き合う気力が湧いてきました。

 

 

皆さんはいかがでしたか。 

本日は中島らもさんの、「僕が踏まれた町と、僕に踏まれた町」をご紹介しました。

気になる方は、書店にてぜひ手に取ってみてください。